高田商店について
高田商店のある「鬼北〈きほく〉」は、滑床山、高月山、権現山といった
千メートル級の山々(鬼ケ城連山、別名、南予アルプス)に囲まれた
緑豊かな集落です。
また、〈きほく〉には、清流四万十川最大の支流である広見川をはじめ、
三間川、奈良川など、今も、川釣りや川遊びを楽しむことのできる
大小十数本の川が貫流しています。
この地に高田商店が創業したのは、1932年。
以来、四季の変化とともにもたらされる自然の恵みを、
大切に受け取りながら、
量産されない本物の味を求めて、原材料を厳選し、製法研究を重ね、
「おいしい醤油や味噌、ゆず製品」をつくること、直接お届けすることに、
誠心誠意、取り組んでいます。
素朴ながらもやさしい味を、心を込めて。
一人でも多くの皆様にお届けできれば、と思っています。
高田商店のこだわり
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1.原材料へのこだわり
鰹節、昆布、しいたけ、麦、大豆、塩など、
高田商店の味を整えるさまざまな原材料は、
先代や3代目自らが厳選したものを使用しております。選び抜かれた材料で丹誠込めてつくりあげた味を
ご賞味ください。
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2. 直販へのこだわり
何より大切なのは、お客様とのつながり。
それゆえ、対話を原点に、
互いを感じ合える機会を大切にしています。また製造から注文受付、発送まで自社で一貫して取り組む、
「自製直販」を貫いているのも、そのためです。
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3. 販売数へのこだわり
高田商店のものづくりは、大量生産には向きません。
例えば、「柚子」。
その年、その年、収穫量やデキは違います。
だからこそ、年によって
販売数に限りがある商品もございます。何卒ご理解いただければ幸いです。
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4. 地元へのこだわり
高田商店を生み、育ててくれた地、地元への感謝を忘れず、
地域と共に発展していくことをめざしています。地元農家との協働はもちろん、鬼北を全国へ紹介する
「きほくの里便り」(年2回発行)や、全国各地での催事、
自社イベントの開催などにも、積極的に取り組んでいます。
高田商店が大切にしたいこと
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1.「掟」
当たり前を当たり前に。
欲張らず、つつましく。
今だけ、自分だけが楽しむというよりも、次の年、次の人たち、
人と共に暮らし、生きていることを考えること。この地に根づく、そんな当たり前を積み重ねることが、
自然も含めた他者を思いやる心を育むのだと思います。そして、柚子や麦など、自然の恵みを活かした商品をお造りする
私たち高田商店の商いにおいても、大切にしたいことです。
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2.「絆」
結びつきを強める食卓。
盆暮れ正月や冠婚葬祭はもちろん、
青年団、消防団、部落の集会、ご近所の集まりなど、
この地には、昔も今も、皆で集まる機会がたくさんあります。本音で語りあいながら、料理を囲むこと。
そうした時間が、互いを知り、絆を深める時間になっています。高田商店の素朴ながらやさしい味を通して、
ご家族やお仲間とのつながりを深める、
そんな豊かな「食を囲む時間」をお手伝いできたらと思います。
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3.「想」
こころを届ける交流。
お彼岸のおはぎ、節分の太巻き、五月節句の柏餅、
干し柿、お漬物、梅干し、山菜、栗、銀杏、筍、松茸など。たくさん作ったものや、家の庭や自分の山で採れた恵み、
その喜びを分かち合うことを、私たちは「お福わけ」と呼んでいます。高田商店の商品が、お客様の喜びや祝う心、
もてなす心、気遣いや感謝の気持ちを届ける
心の交流のお役に立てることを大変誇りに思います。
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4.「和」
売る・買うに留まらない関係。
近頃目にする友達のような「親と子」「先生と生徒」の関係性。
微笑ましく思う一方で、「親の子」「先生の生徒」、
といった「の」の関係に感じられる
安心感や責任感のようなものが少し薄れてしまったような気もします。「高田商店とお客様」ではなく、「高田商店の、お客様」「お客様の、高田商店」
というような「の」のつながりをこれからも大事に持ち続けていきたいと思います。
会社概要
会社名 | 株式会社高田商店 |
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設 立 | 1932年(昭和7年) |
資本金 | 350万円 |
代表者 | 高田哲也(3代目) |
社員数 | 47名 |
所在地 |
〒798-1398 愛媛県北宇和郡鬼北町近永1022 TEL : 0895-45-3333(代) FAX : 0895-45-3002(代) |
沿 革 |
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