ふるさと料理帖

ふるさと食堂 > きびなごの丸ずし

寿司の代わりにオカラを酢〆した小魚で包んだ郷土料理
きびなごの丸ずし

コメに恵まれなかった時代、寿司と同じ味付けにしたオカラを酢〆した小魚で包んだ郷土料理。結婚式の祝膳にも乗る縁起料理やけんど、大人は酒のつまみにも食べよったで。

材料 (2人分)

きびなご(豆あじ・さよりでも可) 10枚
昆布 10cm辺
適量
しょうが 1片
小ねぎ 2~3本
おから 200g
白ごま 大さじ1
○砂糖 80g
○醸造酢 大さじ4
○塩 小さじ1/2
○うすくちしょうゆ 小さじ1/4

【作り方】

  1. きびなごは3%程度の濃度の塩水に漬け、
    冷蔵庫で5~6時間置きます。
  2. 昆布の上にきびなごを並べ、
    酢をかけて冷蔵庫でさらに約1時間置き、
    水気をとります。
  3. しょうがはみじん切り、
    小ねぎは小口切りにします。
    ○を混ぜ合わせ【たれ】を作ります。
  4. 鍋におからと【たれ】を入れて強火にかけ、
    煮立ったら中火にし、焦げないように混ぜながら炒り、
    汁けをとばし、冷まします。
  5. 小ねぎ、しょうが、白ごまを、
    お好みでおからに加えて混ぜます。
  6. (5)を小さい俵型にぎゅっと丸め、
    (2)で包んで巻いたら完成です。